新着記事(フリーランスと安全配慮義務に関する事例)ご紹介
新着記事のご紹介です。
会社の代表者からハラスメント行為を受けたとして、フリーランスの立場で業務に従事していた委託者が安全配慮義務違反に基づく慰謝料の支払いなどを求めた事案において、裁判所は、会社側の安全配慮義務違反を認め、慰謝料請求を認めました(東京地裁令和4年5月25日判決)。
政府の「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」の策定、フリーランス保護法の立法に向けてのパブリック・コメントの募集など、フリーランス保護の潮流の中、企業のフリーランスに対する安全配慮義務違反を認めた裁判例として、実務上も参考になる事案であると思われますので、是非ご参照ください。